変化してる

倒産したアーバンコーポレーションに丸投げした駅前再開発事業、63億をかける変形ホールの建設にようやく決着がついた。やれやれという気持ちだ。これらの事業にイエスを出した議会。民主主義で選らばれた議員だという自負があって当然だが、議員の選挙後に計画が発表され、市民の手で情報が公開されたのだ。選ぶ判断基準が、市民には何もなかったのである。議員自身にも、これらの事業がどうよくてどう悪いのかの判断がつきかねていたような感じさえした。たぶん、よい意味でも悪い意味でも元市長の議会運営は完璧だったのだろう。市民にとっては、最悪だったのだけれども。

しがらみのない、しかも行政経験のない市長をあえて選んだのは、まず計画を止めて練り直しをしようということに尽きる。そして、今日方針が固まり、市長の記者会見が開かれた。ほぼ、まちづくり検討委員会の報告に沿ったものとなっている。新ホールの開館予定は、平成26年度秋になる。それまで、市民会館の耐震工事を行うというから、こちらも大切に使っていきたい。今度こそ、ホールを使う人の声を反映させて建設されることを望みたい。この点について、実際にホールを調べて、見てきた加藤市長に私は全幅の信頼を置いている。だいじょうぶ、いいホールが建つ。