小沢一郎民主党党首辞任

某新聞社の友人から電話があって、小沢辞任についてのコメントが欲しいという。
え、やめたの〜 知らなかったのでビックリした。

でもね。小沢さんという人は、ここぞという時に前へ進めない人なんだよ。なんでだろう?もしも、西松建設による300万円の献金問題ならば、自民党にも何人でもいるだろうに。小沢の盟友、渡部恒三議員が、土建屋からの政治献金は女性票を失うとか、発言していたそうだが、今さらそんなことで女性が驚くか?もっと火急な問題に対処し、日本の舵取りを本気でしてくれる政治家かどうかが大切な問題なのだ。疑惑は法廷で決着されればよい。

というわけで、私は、小沢辞任が自民党に有利に動くとは思わないとコメントした。しかし、どの新聞も小沢=民主党批判ばかりだ。私が少数意見なのかもしれないが、某新聞社さん、ちゃんと掲載してね。

小田原の民主党候補者神山洋介氏のポスターは、いつのまにか前原誠司議員とのツーショットになっている。選挙用ポスターは、党首と写るんだそうだがもし前原ならば、より真剣に考えさせてもらわなくてはならない。ただし、官僚はこの選択を歓迎するかもしれない。故に政権交代の可能性は大いにある。

ところで、6月19日に生誕100年を迎える太宰治が、昭和22年に日本は保守でなくてはだめだと言っている。だめとはどういう意味か不明だが、それから60数年たっても、革新は保守にからめとられて政治の構造は変わらない。波はたっても、海底の地殻変動は起こらないのだ。ならば、自民党右派と左派でいいじゃないか?か、自民党民主党も1度解体して、個々の政治家の政治信条を元に再編し直す。新しい立党の理念を掲げる。そのほうが、政治家にとってもすっきりするのではと、おばさんは思う。ただ、そのエネルギーがあるかが問題だ。