新型ウィルス

マスクを教室に置いて、必要な人は持っていっていいよ、といっても誰も持っていかない。「早く罹った方がいいと思う。薬もあるしね」というお母さんもいる。弱毒性だから、そんなに心配されていなのだろう。今思えば10年ほど前の夏から冬にかけて、風邪から肺炎になって、バタバタと子どもたちが倒れたことがあった。新型ウィルスなんて、まだ一般には話題にもならなったが、経験的にこれはなにか異常だなと思ったものだ。

別に自慢するわけではないが、くしゃみや鼻ズルズルの子どもたちに囲まれても、私は大丈夫だった。30年やって、台風で休んだことはあったが、集団風邪で塾が閉鎖したことはなかった。学校が休校になったら、教室も休みになる。学級閉鎖はあったも、学校全体が休校になることはなかったのだろう。

ところで、年配者は免疫ができてるから、心配ないんだそうだ。新型ウィルスも若い世代を直撃しているようだが、なにか共通する理由はあるんだろうか?新型ウイルスにかかって、ホテルに収監されたいといっている不届き者のおじさん、おばさんがいるほど、東日本はまだノー天気に暮らしてる。