芝生

鴨宮にある天然酵母パンとオーガニックカフェ「ポタジェララ」。このお店の通信に下府中小学校の校庭が、緑の芝生になってきた様子が書かれている。

ふと気がつくといつの間にか、緑色がどんどん濃くなってきて、校庭が緑に染まっていました。気にしなければ植えられたこともまったく気がつかなかったかもしれません。「ハチドリの一滴」というお話があります。人ひとりのすることなど、ほんのわずかなことに過ぎないからやって無駄、という人がいますが、私はまったくそうは思いません。と。

地球の環境問題を考えると、土をむき出しにしておかないことが温暖化を防ぐ第一歩なのだ。校庭を芝生にする、子どもたちが、怪我をしないでサッカーを楽しめる。芝の管理さえうまくいけば、校庭の芝生化は良いことずくめだ。この下府中小学校に続いて、新玉小学校も校庭も芝生になるという。「ハチドリの一滴」がだんだん広がっていくのではないか、そんな予感がする。

今、あしがら地域の田んぼの緑もぐんぐんと色づいて、あたかも緑の絨毯をひきつめたようだ。エコカー太陽光発電も悪くはないが、誰でも、そんなにお金をかけずともできる、地域の緑化こそ、緑の革命じゃないかと思う。土がむき出しになっている公園を芝生や花でいっぱいにしたらいいな。埼玉県戸田市では、生ごみを分別して持参すると花の苗がもらえる。生ごみの堆肥で花苗を栽培するセンターがあるのだ。生ごみの堆肥化が小田原市の取り組むテーマになっているが、ぜひ、参考にして欲しい。