鳩山由紀夫民主党党首

麻生首相は、明日衆議院を解散し、8月18日公示30日投票日となる見込みだ。このタイミングで、民主党鳩山由紀夫党首が小田原で遊説するのは、神奈川17区民主党候補神山洋介さんには、幸運なことだろう。ということで、小田原駅前ポケットパークに行ってみた。動員をかけたかどうかはわからないが、大変な人気だ。1年前、市長選で、たぶん鳩山さんは、同じ場所で応援演説をしたと思う。応援した候補者は落選したが、どうだろうか、小田原市民の変化は?鳩山さんにその変化を分析する余裕などないと思うが、鳩山さんを小田原駅で迎えた豊島さん、小田原でだたひとりの民主党市会議員の俵鋼太郎議員には、どう映ったか聞いてみたい。

たぶん神山候補者が当選する勝算はかなりの確率で高いと思う。しかし、地方の首長選挙と国政選挙の違いは、明確にしたい。これからの時代、地方にお金をまわし、市民ひとひとりの生活を守ることは当然だ。ならば、その財源をどこに求めるか。世界の平和をどう構築していくか(あえて日本の平和とはいわない)、官僚政治をどう突破していくか、その戦略こそ政権交代の争点ではないかと思う。

でもね、いみじくも、民主党党首鳩山さんは「私は自民党生まれの自民党育ち」と言っていた。根っこは同じ、自民党双生児と言っているようなもの。でも、このぐらいが自民党支持者にも受けるのであろう。アメリカも日本が民主党政権に変化したところで問題はない。経団連は?民主党は、国防問題については現実路線に修正しはじめているのも、政権が手の届くところにきている証拠だろう。まぁ、そういうことも承知の上で、市民は民主党を選ぶのではないかと勝手に予想している。

ゆるやかなゆるやかな変化を日本人は好む。