ミツバチのレンタル

イチゴ狩りの季節になりました。う〜、最近行ってない。まったく、行ってない。最後はいつだったか忘れた。ただ、取材で季節はずれのイチゴ農園を訪れたことはある。ああ見えて、イチゴはほぼ1年かかる作物なのだ。苗作り、これが難しい。苗が成長の途中で病気になると、定植の時期に余っている苗をイチゴ農家にもらんだそうだ。

それから、交配のためのミツバチの手配だ。女王蜂の輸入が止まって、ミツバチのレンタル料が、1.5倍から2倍に跳ね上がった。でも、レンタルしてくれる養蜂家がいるから助かったと、三浦市で観光イチゴ園を経営する川名さんが言っていた。 ミツバチの大量失踪現象は世界的な問題で受粉に頼る野菜や果物を栽培している農家に大きな打撃を与えている。

ミツバチの受粉によって栽培されているのは、ニンジンもそうだし、メロンもリンゴもそうかな。アメリカでは、「蜂群崩壊症候群」(CCD)と呼ばれて大量死は免疫力の低下、帰巣感覚の喪失は運動神経の麻痺が原因とされている。人間と同じようにミツバチもウイルスに感染しやすくなっている。これは昨年テレビでも紹介されたが、ミツバチ問題は深刻さを増しているらしい。

昨日の2つのイチゴ。イチゴの形の違いは、ミツバチの動き次第とか。形は違っても味はかわらない。