[食]植物工場

トマトはナス科。でも、ナスの根はまっすぐ伸びるのだが、トマトの根はナスよりも自由奔放らしい。斜めに植えなさいって。自然農法の先生は土の栄養の話はしないが、光と風の話をしてくれる。植物には、光が必要なのはわかるが、風はちょっとピンとこない。

農水省と経済通産省では、気象に左右されない植物工場で食糧自給率を上げたいらしい。
http://www.maff.go.jp/j/seisan/ryutu/plant_factory/index.html
真夏の太陽光は10万ルクス、真冬でも5万ルクスあるというが、そんな太陽の光を人工光でできるのかなぁ。あと、風です。工場の中で自然の風をどうやって起こすのかなぁ。素人だからわからないけど。

それに小耳に挟んだ話だけど、作物にワクチン成分の遺伝子を組み込んで果物や野菜にワクチン機能を持たせ、ヒト用ワクチン生産米とか、畜産用ワクチン生産じゃがいもとか、トマトとかバナナとか・・。今までは、卵から生産したワクチンを注射するか、シロップで飲むかだったが、食べるワクチンがついに出現するわけだ。有機野菜を食べて元気に!じゃなくて、ワクチン入りの野菜を食べて病気を防ぐ?これを夢のような遺伝子組み換えと思うか、思わないかは、人それぞれとは思うが、私はNO!だ。

農業の工業化(土から離れた農業)で、国民の食糧を確保できると国が本気で考えているのかな。自分で食べるトマトは自分で!しかないのかしらん。