[食]一杯やろう

なんで何もしないあんたの畑の方がよくできるのよ?と言われるのだが、どうしてかわからない。草を土の下1センチ程度から刈り、土の上に敷いてEMボカシをふりかけ、水をかけておく。その繰り返しで、大豆の実がたくさんなっている。この枝豆で、ビールを飲む。ああ、早く飲みたいな。

大豆のとなりは、落花生だ。こちらは、オレンジの花を咲かせたばかり。これらは、ゆでて冷酒を飲む。ああ早く一杯やりたいなぁ。

生ごみは段ボールコンポストに入れているので、この畑の堆肥になっていない。段ボールコンポストの温度は、40度をキープしているし、虫など湧かないし、臭いはしないし、1日で生ごみが完全に消えてはいないが気になることはない。ただ、狭い我が家の場合、場所ふさぎの感はぬぐえない。6月からは、ごみ出しはオレンジ色の袋だ。番号を書いて出すので、少し緊張感がある。きちんと分別してるかな、とね。

しかし、畑にひと手間かけて生ごみを還すことを経験していると、有機物は大地に還して、おいしい野菜を育てるほうが自然だよね、と思う。生ごみってすごいパワーがある。衰弱した土を元気にできる。家庭菜園をやっている方は、ひと手間かけて生ごみを畑に還して。

有機物の物質循環は、有機物のもつ養分や、微生物の活性化をさせるだけではなく、温室効果ガス(メタン)の排出を抑制したり、二酸化炭素を削減する。その能力は森林の5倍あるといわれている。有機堆肥を土に入れることは温暖化対策にも貢献する。生ごみは、立派な有機物なんです〜う。