[食]生ごみ堆肥でつくった野菜

新潟県三条市の産業廃棄物業者・クリーン三条。市内の学校給食、レストランなどの生ごみを回収して堆肥にし、農家に提供。生ごみ堆肥からできた野菜が学校給食になる。この堆肥が農家に好評で、今では品不足に。生ごみ収集車に工夫があって回収してすぐに1次発酵をはじめるしくみ。このやり方は、加賀市でも行われているが、三条市の収集車は、社長みずから設計してつくったんだそう。さすが、ものつくりの街、三条市だ。産業廃棄物業者として、生ごみを堆肥にする仕事が一番誇れるという。この社長さんの気持ち、とてもわかる。

三条市は歴代の市長が、学校給食に力を入れて、完全米飯、地産地消をすすめているが、それでも曲がったきゅうりは
機械にかけられないと給食関係者に不評というのだから、学校給食はそう簡単に変えられないのかもしれない。しかし、おいしそうなトマトときゅうり!名刺交換会の料理は、そんなに多くはなかったが、この野菜のおかげでみんな満足していたみたいで、関係者はホッとしていた。なにはなくても、地場野菜!