[暮らし]電車の中

仕事をひとつにして、少しは楽になるかと思ったが、結構忙しい。夏休みがあったようななかったような・・・。電車の冷房が心底ありがたい。ところが、電車に乗るのも「いのちがけ」という、けっしてありがたくない経験をしている。

まず、昨日は、大きな罵声をあげてドアを思い切り蹴飛ばす青年と同じ車両になって、しかも国府津から私の隣に座ったのだ。あと二駅なのだが、その緊張感たるものはなかった。

その前は、若い女性だ。何を不愉快なのか、プリプリ怒っている。少しでも気に障ることがあれば、牙を出すような感じ。近寄りたくないなぁ。

そのまた前の日は、30代のサラリーマンらしき男性が、席まで歩けずに床に座り込んでしまった。お酒を飲んでいるようには見えないから、疲れ切ってしまったのだろう。私のひざの上で倒れないでく〜れ。

最大の不幸は、周囲の人はひとり降り、ふたり降り、車内はわたしと彼や彼女とふたり切りになってしまうことだ。ど、どうして?
私は、思わず「神様、守ってて」とつぶやく。そのせいか、別に危害はないのだから、ただすごい現実を見せ付けられているということだろう。体が疲れているのか、心が病んでいるのか、魂が傷ついているのか。やれやれ、疲れる。