[食]農山漁村女性・生活活動支援協会

農林水産省の平成21年新規就農者調査によれば、21年の新規就農者は6万6,820人で前年に比べ11.4%増加し、特に農家の跡取りなどの「新規自営農業就農者」の増加が15.6%と大きく、逆に「新規雇用就農者」は9.9%の減、「新規参入者」も5.6%の減だった。女性の新規就農者は1万3,380人で全体の20%。新規就農者の5人に1人が女性だという。

「ヒメ、農民になる」(農文協刊)という女性版就農ガイドも、本屋さんに並んでいる。需要があるから本になったのだろう。農家の嫁にはならないが、いやなるかもしれないが、とにかく自分で農業をやってみたいという女性が増えているわけだ。この本を制作した社団法人農山漁村女性・生活活動支援協会の会長が、なんとあの「女性の品格」の著者坂東眞理子さんだ。霞ヶ関の元官僚がね、って感じがするが、この人、富山の生まれらしい。農家の生まれなのかな?

別に深い意味はないが、注目していたい。