[食]おめでとう!

先日、話題にした高校生のプロデュースによるお弁当「小田原小町 秋恵ちゃん」。企画したのが小田原総合ビジネス高等学校、掛け紙を書いた小田原城北工業高等学校、それにお米をつくった吉田島総合高等学校、この3校が、神奈川地域社会事業賞の奨励賞に輝いた。といっても、お弁当ではなく、市内商店街の空き店舗を利用して全国の専門高校生が作った実習製品や地場産品、障がい者自立施設の商品などを販売するチャレンジショップ「ジェストーレおだわら」という取り組みでの受賞だ。

たまたま、数年前、高校生が経営する店があることを知って、野菜や小物などを買ったことがあったが、その店舗は駅から少し離れているので、最近は訪れることもなかった。でも、継続してたんですね。店を経営するー実によい経験なのではないか。ただ、全国の専門学校生の作ったものが、小田原に集まっていたとは知らなかった。

公立の専門学校が少なくなってきているが、若いうちに技術を磨くのは悪くない。なによりも、手を使い、体を使い、創造的な仕事の初歩を学ぶ専門学校生にとって、店舗経営は、ぐーんと視野を広げてくれるものだろう。小田原というものつくりの街にふさわしい受賞だ。

全国の専門学校生、がんばれ!(写真は、ショップではない。今年、よく食べたかぼちゃ)