[暮らし]小田原城

小田原城をようする小田原市は、実は、周囲9キロの城塞都市なんです。東洋のコンスタンティノープルという人もいるが、行ったこともないので、ちょっとピンとこない。戦国時代、城が戦国大名の支配の拠点になるにつれて城下町の周囲に河川や堀、土塁を配した「総構え」という外郭構造を備えた城郭が現れてきたわけ、その代表が小田原なんです。大変だったろうね、私の祖先も掘ったんだろうか。

石垣山から八幡山、お城をぐるりとめぐる堀や土塁、「二の丸まで遠すぎる〜」ので、なかなか城まで到達できない。これに似ているのが、切通しを利用した「総構え」を持つ鎌倉だが、小田原にはかなわない。

というわけで、小田原城の特色は、「総構え」にありなのですね。歴史好きの方は、とっくのとうに歩いていると思うけど、まだまだ知らない人は多いのではないかな?箱根・熱海・小田原という一大観光圏構想の中で、箱根や熱海は、いわゆる観光から本物志向へと確実に変化している。富士山、芦ノ湖、温泉、美術館、世界に誇る自然と芸術の拠点になっている。その玄関口の小田原は、やはり本物の歴史文化の都市にならなくてはおかしいのではないかとツラツラ思うわけです。

まず、小田原城の中にあるおみあげ店の「おみあげ」を再考してもらいたい。
こんなブログを発見。↓この方も、「古城」がお好きらしいが、私も、「松風さわあぐ♪」が好きだ。
http://maricopolo.cocolog-nifty.com/blog/
写真は。小田原城のプラモデル。只今、セール中だって。