[食]片浦みかんプロジェクト

「無尽蔵」とはもともとは仏教用語だが、小田原では二宮尊徳の言葉、「民の力を引き出せば無尽蔵に広がる」という意味で「汲めども尽きぬ力」と使われているようだ。市長からじきじきに指名された団体がリード役になり、次々に新しい事業を起こしつつある。この片浦みかんプロジェクトもそのひとつ。担い手の高齢化などで、風前の灯であるみかん農家を応援し、農地の荒廃を食い止めようと民間が立ち上がった。まずは、お歳暮に早生みかんを。5キロ3150円。その5%は街づくりに使われて、15%が取り扱い店の手数料となる。

「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」と尊徳さんは言っている。小さくても経済がまわる、そんな事業だ。

レトロ調のみかん箱がいいんじゃない?ぜひ、小田原からみかんを全国へ届けませんか。
http://kataura-mikan.ninomiya.or.jp/mikan2010/
こちらは、小田原市の無尽蔵プロジェクトの要綱
http://www.city.odawara.kanagawa.jp/field/industry/mjjinzou/mujinzou/mijinzou-project.html