[食]水天宮と少子化

今日は日本橋人形町へ行く。少子化での水天宮、少子化だから水天宮なのだろうか、と考えながら歩く私に昔と変わらない水天宮が現れる。思ったより、参拝者がいておばさん安心。「どうぞ、どうぞ、元気に生まれてきてください。神様、よろしくお願いします」と安産祈願を生涯にして初めて真剣にした私でありますが、今やそんなこと忘れて、ああだこうだ息子に文句を言ってる。いかん、いかん。

ところで、戦後日本で産児制限を国策として行われたことはないと思うが、どうしてこんなに出生率が急激に低下したのだろう?結果と原因というが、総合的に考えられているとは思えない。データ的には、1970年代はほぼ2.1人で安定していたが1995年には将来にわたって人口を維持するのに必要な水準の2.08人を大きく下回り、現在はたぶん1.3人程度でようやく減少が止まったという。

先日、まだ若い女性が卵子の数は胎児で決まると聞いて、びっくりしていた。子どもができてから母体の健康を考えてはもう遅いのだ。がんのワクチンの前にしなくてはならないことがあるだろうに。

水天宮の門前にある駄菓子やさん