[食]鎌倉でカレー

newmoonakiko2011-02-06

今日は、鎌倉で宗教学者鎌田東二さんの話を聞く。鎌田さんは話をはじめる前にほら貝や横笛を吹く。その場の神様へのご挨拶なのだ。緑の背広がトレードマークの鎌田先生は、還暦だそうだ。古事記ギリシャ神話に共通する多神教多神教を駆逐した一神教の世界の違い。遠藤周作の「沈黙」をテキストに日本人の神観(しんかん)を読み解く。宗教が人間の移動によってその風土にあった神観に変容していくわけだが、生きとし生きるものみなに神在りという共生の神観をもつ日本人はすばらしいのではないかという。そうか、と納得することしきりだ。

その帰り道、鎌倉の街を歩く。鎌倉八幡宮を参拝して参道を歩くと、清々しく空気が変わっていることに気づく。神様は空気を変えてくださっている。それについていくか、だ。

神さまではなくカレーの匂いに誘われて キャラウェイでハヤシライス GOOD!