[食］鯵と福島野菜
4−5日、横浜・関内で開催される「かながわワールド〜あすの地球と子どもたち 2011 秋じゃないけど 収穫祭」に出展するのが、小田原おでんと東華軒。東華軒が鯵寿司と福島産の野菜のお寿司をコラボさせた特性お弁当を販売する。横浜までは買いに行けないのが残念だ。
弁当に使われる福島産の野菜は、土づくりにこだわった「ＥＭオーガ」農作物を流通するマクタアメニティ株式会社など安全性が確認されたものだ。マクタアメニティの代表の幕田さんは、８０軒の農家に対してＥＭでの栽培法を指導し、販売を担ってきた。生協、大手スーパーにも信用を得て、いよいよこれからというときに福島原発事故が起きた。福島産というだけで、すべての流通は止まった。もうここまで、と思いつめたが、今こそ農家の力にならなくてはと思い返し、廃業をとどまった。それから、２ヶ月、ＥＭがあるから大丈夫だ、と幕田さんも農家も希望を持つ。放射能はあらゆる問題を複雑にしているが、直撃を受けているのは福島県であることは間違いない。都会の人間は福島の農家をどんなかたちでも支援しなくては嘘だ。
