小田原まちづくり学校

授業開始のチャイムが鳴ったような気がしたがそれは気のせいかしらん?小田原市の今年度の新規事業の一つ「小田原まちづくり学校」が8月20日(土)、21日(日)、28日(日)に開講。1日目は行けなかったが、2日目は参加できた。午後1時から3時までの2時間。教室は市役所3階議会全員協議会室だ。

小田原市のHPによれば、この「学校」は、より高い学識と実践能力を養い、各分野で将来の小田原を担う人材を育成していくための事業。分野別に講座を開講し、市の今後の政策や事業構築につなげる際に、参画してもらおうというのが狙いだそうで、小田原を担う人材といわれるとその任にあらずだ。しかし、「エネルギーの自給自足を考えよう」は無視できないテーマだ。
   
そもそも小田原市の行政戦略アドバイサーにNPO法人環境エネルギー政策研究所の飯田哲也さんが就任することすら、私には画期的なことと思っていた。加藤市長の熱意が飯田さんを動かしたとは思うが、飯田さんからも「やるからには最後までやりきってくださいよ」ぐらいの念押しはあったことだろう。いまや、時の人なのだから。

脱原発をいうからには、対案も考えておかねばならない。私自身は、クーラーもテレビもない無電化生活だが次世代はどのようなエネルギー観=人生観を持っているのかはわからない。加藤市長は、「小田原まちづくり学校」での学びを経て、エネルギー市民会議のような場が立ち上がっていくことを目指しているという。今やインターネットでさまざまな情報は得ることはできる。実際に講師から話を聞いて知識を深め、さらに自分たちで何かを変えることができるフィールドがあることを知る。それは大きな希望なのではないか。まちづくりは若者・ばか者・よそ者が担うというが、ぜひもう1つの学校へ行ってみよう。ちなみに私はばか者でよそ者で〜す。

3講目は、28日。午後1〜3時まで。市役所3階議会全員協議会室。授業終了のチャイムも鳴らしてください。