国際有機農業映画祭

熱しやすくさめやすい私が4年も関わっているのが、この国際有機農業映画祭だ。有機農業の映画祭って、いつまで続くのかと疑問視されていたけど、なんと5回目になる。

「それでも種を播く」というタイトルは、原発事故の後すぐの話し合いで決まった。決まったが、これでよいのか、それぞれメンバーは複雑だった。この時期は、種を播けない。播いてはいけないのではないか。単純に言えばそういうことだった。しかし、あるジャーナリストが、「どんなときにでも種を播く人がいるから、人間は生きられる。そういう百姓魂は尊いものだ」といった意味のことをつぶやいた。なんだか目が覚めるような思いがした。

本邦初公開の映画は、今邦訳している最中だ。「ダート どろ にこころの物語」には、先日亡くなったケニアマータイさんが出演している。「セヴァンの地球のなおし方」に出演している古野隆雄さんは会場に来てくれる。登録は、10月1日から。ぜひ、ご来場ください

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