映画

国際有機農業映画祭

今年は、市ヶ谷の法政大学外濠校舎さったホールで国際有機農業映画祭を開催します。2会場12作品を上映。有機農業の視点でこの世の中をひっくりかえす、いつもながら真面目ですが今年はいさいさか過激です。ぜひ、10時〜8時過ぎまで、出入り自由。おいしい有…

最強のふたり

Sさんのおすすめの「最強のふたり」を観る。この映画、実話だというが、お互いの弱点がまるで異質なもの同士が、人間として助け合うといかに幸福になれるかという見本のようなお話だ。大金持ちでインテリだか、身体が不自由。並外れて健康だが、貧しく無教…

モンサントの不自然な食べ物

食のグローバル企業・モンサントの不自然な食べ物は、文明の行き詰まりの象徴で、へたをすれば人類を滅ぼす。枯葉剤、PCBそして遺伝子組み換え、どのぐらい恐ろしい企みなのだが想像もつかないが、原発と同じで巨大な利権構造を倒すことができない。その怪物…

天のしずく

「天のしずく〜辰巳芳子“いのちのスープ”」最終試写会に行ってきました。 食を整えることは人を愛すること、ずっしりと重く、そして美しいメッセージ をもらいました。観念的な愛では、本当に愛に生きることにはならない。 赤ん坊のスープ、救護のスープ、看…

東京平和映画祭

身体中かゆい、かゆい。ざっくり言うと引掻き傷で血だらけだ。他人を傷つけられないので、自分を傷つけているようだ。それも、痒みで毒素を出すというのは、いかにも私らしくていいじゃないと自分で慰めている。というわけで、東京平和映画祭のお手伝いは、…

第4の革命

「第4の革命ーエネルギー・デモクラシー」を横浜で観る。ちなみに主催は、横浜淡水。水産卸の老舗会社だ。 この映画は、2010年、再生可能エネルギーのための世界協議会(WCRE)代表で、ライト・ライブリフッド賞を受賞したヘルマン・シェーアさんの提案…

国際有機農業映画祭

熱しやすくさめやすい私が4年も関わっているのが、この国際有機農業映画祭だ。有機農業の映画祭って、いつまで続くのかと疑問視されていたけど、なんと5回目になる。「それでも種を播く」というタイトルは、原発事故の後すぐの話し合いで決まった。決まった…

お寺で見る・語る

28日の夜は、名城線の「八事日赤」という駅で降りて永照山西光院へ。「−命をいただいて生きる私たちー身近に考える生物多様性」という上映会は、アーユス仏教国際協力仏ネットワークの一員である永照山西光院の若き住職の読経でスタート。アーユスが支援して…

無抵抗にも限界がある

東京平和映画祭で、平和、人権、環境をテーマにした映画を何本か観た。 なかでも、「Undercover in Tibet」は衝撃だった。制作したタシ・デスパはチベットに生まれ、18歳のときネパールを抜けインドへ亡命。英国籍を取得して11年後の2007年、母国へ潜入。中…

東京平和映画祭

スクリーンから平和を!にいます。場所は、参宮橋のオリンピック記念センター。主催者のきくちゆみさんが、今ブログを書きに出て行かれました。進行形の映画祭はそちらで。

生きている土

3年前に仲間たちと勉強会をした際にS先生が持参してくださった「生きている土」。11月に開かれる国際有機農業映画祭で上映することになった。この映画、1983年のもので、かなり古いものだが、写真のようなパンフレットもできて、永遠の記録映画になってきた…

未来の食卓

「こどもたちの健康を守るために給食はすべてオーガニックにする」。「未来の食卓」は、南フランスの小さな村の村長の英断をめぐるドキュメンタリー映画だ。フランスでは、大変な反響だったという。日本でも8月から一般公開される。ちょっと先に試写をさせ…

60歳のラブレター

人生、こんなに上手くいくわけないよ、と醒めちゃう人もいるだろうけれども、まぁ、60歳だからこその男女のラブストーリーなんでしょうね。「岸辺のアルバム」「積み木の箱」を経て、やはり夫婦愛なんです、というところに戻ったんでしょうか?フランス映画…

キングコーン

何を食べるかは、個人の自由。ごはんだろうが、パンだろうが、スパゲッティだろうが。しかし、アメリカのトウモロコシの生産高は、世界のほぼ半分。世界の人々の半分が、コーンをそのまま食べてはいない。コーンを食べた家畜の肉を食べる。コーンシロップが…

真の文明

11月16日代々木オリンピックセンターで行われる国際有機農業映画祭。2日に渡り、上映映画の選考会に参加してきた。計16本の映画を立て続けに観た。有機農業といっても、農業、食、遺伝子組み換え、グローバル経済、市民自治、環境、平和等々、様々な…

六ヶ所村ラプソディー

「六ヶ所村ラプソディー」なかなか、軽やかなタイトルである。小田原でもなく、東京でもなく、六ヶ所村。これが、問題。2004年、原子力発電で使ったプルトニウムを取り出す再処理工場が、青森県六ヶ所村に完成した。いやおうなく、そこに生きる人々の暮…

終わりよければすべてよし

終末医療をわが身で体験した私は、あらためて夫が自宅で死を迎えられたことに感謝したい。1年間、入退院を繰り返した夫は、もう治療の方法がないなら、病院にいる必要がないときっぱり口に出した。どの時点で、そう考えたかは、わからない。ただ、そう考え…

映画で鋭気を

暑くて蒸す。横になるウトウト、限りなく眠ってしまいそう。その上、起きたら全身黴が生えていそうな日。仕事は切り上げ、元気を出して夕方から映画を見ることに。1本目、トムクルーズの「M:i:Ⅲ」。いかにものアメリカ スパイ映画だが、欝陶しい日にみるトム…

難病・純愛・青春

珍しく仕事がない1日。洗濯して掃除をしてカレーを仕込んで、映画を2本観ようという計画だった。洗濯してカレーを作って、映画を1本観た。本当は夜9時20分からの「ダ・ヴィンチ・コード」を観る予定だったが、客がいなくて上映しないという。私がいるでしょ…

根岸吉太郎くん、おめでとう

「ねえ、ねえ、今日はこの映画を見てきたよ。最後が物足りなかったけれど、なかなかよかった」。息子が差し出したパンフレットは、「雪に願うこと」。北海道の「ばんけい競馬」の厩舎を舞台にした帯広の作家・鳴海章の小説の映画化で、東京国際映画祭・グラン…

ある子供

最近の映画では評価が高いフランス映画「ある子供」。こうした映画は、地方都市にはやってこないので、仕事のついでに東京で見るしかない。今日は、たまたま東京に出ることになり、恵比寿ガーデンヒルズまで足を延ばした。この映画の主人公は、まさにどうし…