天のしずく

「天のしずく〜辰巳芳子“いのちのスープ”」最終試写会に行ってきました。
食を整えることは人を愛すること、ずっしりと重く、そして美しいメッセージ
をもらいました。観念的な愛では、本当に愛に生きることにはならない。
赤ん坊のスープ、救護のスープ、看取りのスープ。海と山の食材は、天のしずく
という辰巳さんの鋭い感性は、日本人の宝物だ。これから先、放射能汚染の中で
生きることの覚悟をやさしく迫る。どんなにいやな社会でも凛として生きなくちゃ。ちゃんとした食べ物を食べて。この映画は、一般公開は、11月3日(祝・土)より全国の劇場で上映されるが、小田原ではまだ予定にないようだ。

ちなみに辰巳芳子さんが絶大な信頼を寄せる農家のひとりが、青森県浪岡町の福士武造さん。この田んぼで修行中の息子が、ちらっと映っている。母親だから、見つけるんだなぁと思うほどだけど。



http://www.youtube.com/watch?v=A6NAz7PCOdw&feature=player_embedded