映画で鋭気を

newmoonakiko2006-07-17

暑くて蒸す。横になるウトウト、限りなく眠ってしまいそう。その上、起きたら全身黴が生えていそうな日。仕事は切り上げ、元気を出して夕方から映画を見ることに。1本目、トムクルーズの「M:i:Ⅲ」。いかにものアメリカ スパイ映画だが、欝陶しい日にみるトムクルーズの笑顔、とてもいいです。しかし、よく走るね。2本め「日本沈没」。33年前になるのか、1973年公開の「日本沈没」はまさしくSFとして見たような気がする。リメイク版は、阪神大震災新潟地震を体験しているのだから、とてもSFとは思えない。噴火も津波もビル倒壊も現実味を帯びている。しかし、草なぎ剛演じる小野寺くん、すこし鈍くはないか。愛する人のために死んでいくのだから、もう少し深みのある愛を感じさせて欲しかった。しかし、この最後、まるで特攻隊のようではないか。帰れないと決まっている潜水艇に乗船するのだから。もうひとつ、昔見たときは、どうにか日本沈没を免れて、光が射すシーンで、「よかった」という希望が感じられたのに今回は、そういう気持ちにはなれないということ。これは怖い。