円環する男と女ー両性具有の時代へー

newmoonakiko2006-07-18

昨日の暑さ一転寒い。昨日そうめん、今日鍋焼きうどん。昨日扇風機、今日コタツ。昨日男、今日女。両性具有の季節???最近、しっくり読んだのがこの本。知る人が知るカリスマ精神科医・加藤清さんとエッセイストで画家の宮迫千鶴さんの対談集。以前、大阪で!このコンビに佐藤初女さんが加わったパネルデスカッションを聞いて、加藤さんの膨大な知識に裏づけされた深い洞察とユニークな語り口に感じいった。そうなのだ、女は女として生き切らなくては。しかし、その女というのは、今まで言い尽くされた陳腐な女らしさじゃないんだ。加藤先生の言い方では、女は「在る」。この表現は,私自身の女のあり方にぴったりする。ある時期、この「在る」ことに抵抗し、反発したのだけれど。対極の男は、「行動する」だという。なるほど。ようやく、自分でいうのもなんだけれど女であることを忘れるほどの女になった。これは、男であった夫の功績と言わないといけない。この世にいないから言えるんだけれどね。さて、さらに根源的な女になるためには後どのくらいの時間がかかるのだろうか。