脱原発をめざす首長会議

上原公子元国立市長の後ろにいるのが、加藤憲小田原市長。いつになく怖い顔をしている。小田原市は、昨年お茶が放射能の基準値を超えているということで、出荷停止になった。福島第一原子力発電所から、約300キロ離れているにもかかわらず、放射能被害が出たということで話題になった。その後、小田原市行政戦略アドバイザーにNPO 法人環境エネルギー政策研究所所長の飯田哲也氏を迎えて、再生可能エネルギーについての検討を始めた。ここまではどこの街でもできると思うのだが、小田原再生可能エネルギー事業化検討委員会を経て、今年の12月までに太陽光発電の事業会社が設立されるまでになった。官民あげて安全な電力を自ら作り出したいという思いが、夢を可能にした。5月5日の子どもの日には、日本中の原発がすべて停止するが、再稼動の動きも大いにありえる。この小田原の電気の自給が成功して、国のエネルギー政策を変えることができるといい。脱原発をめざすだけではなく、脱原発をしてしまおうよ。

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