霞ヶ関

今日は、国会前にある憲政会館で有機種苗連続セミナーを取材。内容についてはおいおい書きますが、今日は金曜日。帰りはデモだと決めていたのだが、終わったのが5時。まだ陽が高いせいかいるのは機動隊ばかり。霞ヶ関まで怒りもをこめて歩いていたら、ふくしま集団疎開裁判弁護団長・柳原敏夫さんが文科省前で、抗議文を読んでいるところに遭遇。道行く公務員らしき女性が、「え、文科省でもやってる」と呟いていたけど、子どもたちを被曝から守ることは文科省の責任だ。一緒に歩いていた知人が、3月12日に国会議員に子どもたちをすぐに疎開させてと電話を入れたそうだが、それはできないと言う返事だったという。あの日からまだ霞ヶ関は思考停止している。
なぜなら、今年4月26日に発表された福島県13市町村の3万8000人の子どもの甲状腺検査では、35パーセントの子どもにのう胞が見つかっている。チェルノブイリでは、事故から5〜10年後で0.5パーセントだというのに。