総選挙

自民党うんざり、民主党がっかりという感じだったが、琵琶湖の姫さま(年は少し関係ないとして)が現れ、なんだかすっきりした。ことに自民党は、20世紀的世界観から抜け出せていない。昨年夏に石破茂が、「日本は核をもつべくだとは思っていない。しかし、1年以内にはつくれる。それは1つの抑止力になる。日本のまわりのロシア、中国、北朝鮮アメリカと核保有国に取り囲まれていることを決して忘れてはならない」とテレビかなにかで言っていた。原発事故の後の脱原発の高まりに危機感があってか、「潜在的保有」を企む自民党の本音だと思った。そして、安部の登場である。たぶん、彼らの愛国は本気なんだろう。だけど、観てる世界が違う。歴史から何を学んでいるんだろうか。今日のNHKテレビ討論でも「天然ガスを買い続けると貿易赤字がふくらみ日本が滅亡する」とかなんとか国民を脅していた。原発事故で、中国など海外へ輸出ができず、貿易赤字になちゃっていることは無視だ。もう1回事故が起きれば、日本は本当に滅亡するぐらいの危機なのに。それでも、あんたら国会議員か。一方、民主党脱原発は後退し、東電に責任をとらせることも出来ず、すべて福島県に丸投げ。復興予算の使い方もおかしい。なによりTPP、消費税値上げ?そんな約束はしてはいません。

今日、6歳をかしらに3人の子供がいる女性と話したが、どの党が政権とっても同じだと言っていたが、早い話、民主党政権になって子ども手当てがでたでしょ。去年は、疎開するかどうか考えていて政府は何もいわなかったでしょ。国の政治といって遠いところにあるのではなく、生きるか死ぬかの信託を預けていることだよ。しっかり、考えて1票を使って、子供たちを守って欲しい。ともかく、何があってもしぶとく生き抜かなきゃ。

今年、旗揚げした「緑の党」のチラシ。共同代表の高坂氏によれば、「若い人に関心をもってもらいたい」ということだが、果たして無関心の若い人の心に届くのか、とても気になる。「緑の党」は、衆議院選挙では未来の党を支援する。
http://greens.gr.jp/senkyo/4275/