[花]生ごみ堆肥で花回廊

今年も幼馴染を招待して、いや強引に勧誘して
小田原城をめぐった。その日は強風で、なんとここだけの話だが、言うに言われぬ洗濯物が旅に出てしまい、非常に恥ずかしい、思い出したくもない一日だった。

ところで、小田原市観光課によると12年度の小田原城への入場者が、約46万人で前年度よりも約5万人増えたという。歴史ブームということもあるが、桜の見ごろが3月下旬に早まったことが大きな理由だと分析している。

まぁ、春一番の異常な嵐で桜も一気に散ってしまうのだが、花が人を呼ぶということだけは確かなようで、観光客相手のお商売は、花の開花時期で1年の計算が狂う。お堀端通りー南町界隈ー早川港まで生ごみ堆肥を使って花回廊を作ろう、という夢を語っていた友人もいたが、小田原市では生ごみ堆肥化をごみ減量のひとつの方法としか考えていないようだ。これだと、残念ながら主婦の心は動かない。

今、神奈川県で生ごみリサイクルについて、一番がんばってると思うのは逗子市だ。
以下は、環境課の職員の発言。

動機付け(市民へのPRポイントを変えた。)
これまでは「ごみを減らそう」というのを前面に普及拡大をしてましたが、
「ごみが減る」のは市民にとって長期的にはメリットですが、
日々感じるメリットではなく、むしろ分別の面倒さなどは短期的にはデメリットです。
そこで、「家庭菜園を始めてみよう(生ごみ堆肥で)」や
生ごみリサイクルやると子供が野菜食べるようになる」といった
子育て世帯に響きそうな内容を前面にしたて、
これらが実施されると結果的に「ごみが減る」という発想に変えてやりました。
その時の講座の案内がこちらです。
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/global-image/units/38900/1-20130328094149.pdf

逗子市のHPもすごい!
http://www.city.zushi.kanagawa.jp/global-image/units/40414/1-20130409161333.pdf
小田原市も市民1割自分で生ごみリサイクルと旗をあげたのだから、ここは目標を達するまでカウントしたい。行政は、動機付けを変えてもっとやさしく、もっとわかりやすいメリットで呼びかけたらいいと思うけど。今年も、たくさんの段ボールコンポストと密封バケツ(こちらは、50セット限定)が無料で配布されるそう。市民のEMボカシつくりは年6回継続しているから、ボカシ作りにもご参加を。生ごみを燃やすのはもったいないよね。写真は、横浜市青葉区の道路沿いの生ごみリサイクルの花壇。どこか、一般の花壇と違いませんか?