板柳町の福士忍顕さんのリンゴ農園。リンゴの花がこんなに可愛いとは思わなかった。いつもリンゴの実のなる時期に取材にきていたので、花の時期の写真は撮影できなかった。りんごまるかじり条例のあるこの町では、極力農薬を使わないことで、従来の人工授粉から、マメコバチという小さなハチを使って授粉作業をする。今年は、寒くてマメコバチが顔を出さない。ああ、花は咲いているのに。福士さんは少し心配顔だ。町では、例年通り、マメコバチへの感謝祭を厳粛に執り行った。私も寒いので、ハチの気持ちもわからないでもないけれど。
マメコバチの巣箱 ハチが顔を出さない。
