[食]食べられる口紅

newmoonakiko2006-02-06

久しぶりに会った知人に「顔色が悪いよ」と言われて、やっぱりと思った。今まで使っていた赤い口紅が底をつき、以前アメリカのお土産にと頂いたベージュ系の口紅を塗ることにしたのだ。しかし、私の肌色には合わないようで、塗っているのか塗っていないのか、唇そのものの存在感をもなくしているようだった。毎日一応鏡を見るので分かる。でも、まあいいかあ。口紅を今さら買いたくないし。でも、顔色が悪いように見えるのもね。
というわけで、久しぶりに口紅を買うことに。アンチエイジングとか美白とか、今時の流行を横目に眺めて、ヘチマ水1本粉おしろいのみできた私とすると、鉱物系口紅は恐くて買えない。小田原ラスカのコスメ店ーこれが、おばさんにはなかなかは入りにくのだけど、思い切って挑戦することにした。ありました。「有機栽培ホホバとアーモンドを使用」の口紅が。合成保存料、着色料、香料、鉱物油不使用。ドイツ認定自然化粧品というのがね。
若い頃、友人たちと競って化粧していた時代もあったけど、その時は化粧品の害などこれぽっちも知らなかった。なにせ、皮膚から取り込まれる化学物質は、解毒されずに身体に蓄積されて、脳の神経を犯したりガンを誘発させたりするという。100円ショップで化粧品が買える時代、お化粧に興味を持つ子供たちや若い女性たちは、化粧品がなにで出来ているか知っているだろうか?
しかし、幸いなことに今では天然の原料で作られ、添加物の少ない化粧品もでまわってきた。昔は、高校卒業の時には、某化粧品会社が女生徒だけにお化粧教室を開いていたが、今なら小学卒業の時の男女に「お化粧品の選び方」教室でも開いて欲しいものだ。某化粧品会社では無理だろうけれど。