干し柿・柿の葉・イチョウの葉・銀杏

newmoonakiko2006-03-10

干し柿が、残り少なくなりましたよ」という便りが、佐渡有機農業を営む加藤さんから届いた。昨年、取材で伺った折り、軒の下の干し柿を眺めて、「食べたいなぁ」というつぶやきを覚えていて下さったのだろうか。心の内で言ったつもりだったけど。1つに16個の干し柿がついているという。干し柿好きな友人と分け合うとしても、そんなにたくさんは食べられない。5つ注文して、届くのを楽しみにしていた。
その干し柿が、今日届いた。
佐渡の潮風を受けて真っ白に粉をふいた干し柿には、柿のエキスがぎゅっと詰まっている。しかし、私が驚いたのは、干し柿のおまけ。柿の葉とイチョウの葉のお茶、そして銀杏。銀杏は銀杏として、お茶2つは、今や自然食品店ではかかすことのできないアイテムである。お茶に加工しても酸化しないビタミンが豊富な柿の葉茶。かたや、ボケ防止「フラポノイド」たっぷりのイチョウのお茶。佐渡では、昭和60年からこのイチョウの葉をヨーロッパに輸出していたそうだ。なんだ、中国や日本由来の薬草は、先にヨーロッパで注目されていたのね。
ところで、本当におまけかな?おまけだよね。もう、開けちゃった。どちらにしても、うれしい。