笑いが一番

newmoonakiko2006-03-11

先日、小田原で「柳家三三(さんざ)」を聞く会があった。柳家三三さんは、小田原の生まれで、31歳。平成5年に柳家小三治に入門し、今春真打になる。いわば、故郷に錦を飾るわけだ。主催は、小田原を元気に・愉快にする会。最近、停滞気味の小田原。真打昇進する三三さんから、元気をもらおうという企みである。会場は、創業明治26年小田原の老舗料亭「だるま」。松やけやき、ひのきをふんだんに使った建物は、国の登録文化財で、その存在感はいまだ衰えず。だが、小田原市民はあんまり行かない。ここで、「天丼」を食べて、落語を聞く。久しぶりにいいな。行きたい。でも、締め切りが・・。と思っていたら、券が舞い込んできたのですね。ご招待ですよ。
となると、事態は急転直下。忙中閑ありとなって、かぶりつきで落語を楽しむことになった。落語については門外漢だが、三三さんは、話にも佇まいにも品格がある。実は、私は小三治の大ファンで、小三治ー三三の線ははずせないのである。もしかしたら、はまるかもしれない。
ところで、笑いと健康は密接に関係があるということはもはや周知の事実である。笑うと脳に「ぺプチト」という情報伝達物質が発生し、これが癌などのNK細胞をやっつけてくれるのである。
また、高血圧を上昇させる酵素「レニン」が脳にあることを証明した村上和雄先生は、吉本興業と組んで、笑いと高血圧の関係を研究しておられると聞く。すでに笑うことで、血圧が下がることが確認されたという。笑いが高血圧を下げる薬になるのである。癌予防、高血圧予防etc.保険で落語が聞けたらいいね。