[健康]足揉みとセクハラ

newmoonakiko2006-03-14

打ち上げの居酒屋での出来事。一仕事終えて皆、リラックスしていた時のことだ。仲間の中年男性の一人が、隣の女性の足を突然揉みだした。「きゃあ、なにするんですか!●●さん」「あのね、足裏健康法って知ってる?」「やめて下さい。太いんだから」「太いんじゃなくて、浮腫んでいるんだよ」。う〜ん、ドツボにはまった。それから、ひとしきり足裏を揉むことがいかに身体にいいかの講釈が続き、勿論手も・・なのであった。
私が、官足法に出会ったのは、今から3年前。ひざから下がパンパンに浮腫んで、これはまずいと思っていた時、先輩に薦められて、蒲田にある官足法健康ルーム・吉田潔さんの元を尋ねたのだ。
両足を揉まれ、キーキー大声でわめいた私に吉田先生はおごそかに「痛いところが悪いのです」と言い放った。「じゃ、全部悪いの?」「う〜ん。問題は三又神経かな」「それ顔の?」「そう、ストレスがだいぶ溜まってるね」というわけだ。
官足法とは、台湾の官有謀先生が発案した足裏健康法で、吉田さんは元編集者。官先生の本を編集している時におおいに共感して、自分が足裏健康法の先生になってしまったという人物。もっとも、吉田先生の父上は、カイロプラクティックの日本では草分け的な存在だそうだから、親子して人の身体を癒す才能があったというべきかもしれない。
心臓から一番遠い足裏を揉むことで血液の循環をよくするわけだが、これはわざわざ健康ルームに通うことなく、自分でできる、人にできるというのが素晴らしいのだ。子どもの足、夫の足、妻の足、おばあちゃんの足、おじいちゃんの足、恋人の足、友人の足。この両手は、人のためにある。愛があるなら、自分の足のように他人の足を揉みなさい。というのが、官先生の教えらしい。
突然足の裏を揉まれた彼女は、怒りつつもちょっとは気持ちよさそうだった。よかったね、セクハラで訴えられなくて。
★官足友の会情報  http://kansokuhou.jp/kansokuhoutoha.htm