ラジオを聞きながら新聞速読!

newmoonakiko2006-04-02

先月、読売新聞と毎日新聞2紙が配達されていた。「?」毎日なんて夕刊付だから、どんどん新聞が積み重なっていく。しかも、年度末ということもあって、じっくり読む時間がなかったので、この始末だ。なぜこうなったか?3年ぐらい前か、新聞勧誘の攻勢はすさまじく、ことに朝日対読売。昔なら、夫の「うるさい」の一言で解決したものが、なかなかめんどうな問題になってしまう。まぁ、朝日も読売も毎日も読んでみるかと流れのままにしていたら、平成20年まで契約していた。そんな先のことなんか分からないよ、と言いながら。
そしたら、2紙が重なってしまったんですね。勿論,毎日が折れてくれたので、4月からは1紙になる。よかった。で、ラジオ深夜便を聞きながら、1ケ月分の新聞を読む。
加藤登紀子さんが3年前に亡くなった藤本敏夫さんの思い出を話している。夫が土で、自分が風。まったく、異質の夫婦だった。夫が亡くなって、土の上に風が吹いていたんだと気づいた。今こそ、ラブソングを歌いたい。歌は愛を再現できる、と。
私の夫はオトキさんの大ファンだった。年末のほろ酔いコンサートに行きたい、行きたいと騒いでいたが、現役主婦の私はつれない返事をするばかりだった。だからというわけでもないが、昨年の暮れには新宿シアターアップルに出かけ、ほろ酔いコンサートを楽しんだ。清酒大関紙コップ1杯がサービスされ、それ以上飲みたい場合は有料というシステム。だから、ほ・ろ・よ・いって感じになる。舞台の加藤さんも酔っているような、酔っていないような。さすがだ。
その日「青い月のバラード」という本にサインをしてもらった。実は、加藤さんは高校の先輩。高校時代、新聞局局長!(信じられないことだが・・)であった私は加藤さんを取材しようとしたが、学生運動のさなかゆえか、流れてしまったことがある。その話はしなかったが、「同じ高校の新聞局でした」と言ったら、加藤さんが「私は放送局よ」とものすごくいい笑顔で答えてくれた。「すごく可愛い女だろう」「そう、そう、あなたの言うとおり!」今年の暮れも、オトキさんと歌うしかない。
新聞だが、切り抜いた記事は毎日の方が多かった。そういうことね。