[健康]寄席通いは医者いらず!

newmoonakiko2006-04-13

1ケ月前、若い女友達と固い約束をした小田原出身柳家三三さんの真打襲名披露興行の日である。丸一日楽しめるのだが、丸一日仕事が潰れるのだ。どうしよう?ままよ、今日の私は病人。病院の変わりに寄席だ。ということで、浅草演芸ホールに行ってきた。
何十年ぶりの寄席は、漫才あり色物あり実に楽しい。落語家協会の会長は、一世を風靡したかの歌奴、三遊亭円歌。副会長が、鈴々舎馬風。三三の師匠が、わが愛する柳家小三治。30年前の真打が、今大御所である。時代を感じるなぁ。
三三は、今回真打昇進5人の中では一番若いが、素人の私が聞いてもなかなかうまいと思う。彼は、小田原で小さな独演会を開き、芸を磨いてきた。真打凱旋興行も、お客の反応が身近に感じられる公民館などで行いたいと言う。口上を聞きながら、中学で2年後輩だというMさんは、感極まって泣いていた。同郷とはいいものだね。
しかし、昼の部夜の部入れ替えなしの2200円は安い。時折り、病気になって寄席に通おう。
寄席では、くれぐれも携帯で写真を撮らぬよう、厳しく言い渡された私。演芸ホールを出た小三治師匠の撮影に成功!