[暮らし]介護用バイオトイレを快適に

newmoonakiko2006-04-20

今日は、嵐の中を静岡にあるEMの製造工場を訪ねる。安倍川を渡り、車で20分。きれいな水が豊富にある所だ。微生物の世界は、まだまだほんのわずかしか分かっていないという。EMについても、なぜニオイが消えるのか、なぜ汚泥が消えるのかを科学的に論証することは難しい。微生物の世界を解読するほど、人間の英知は進んでいないともいえる。しかし、それでもここ数年の間にEMの働きはおおくの人たちに理解されるようになり、農業や環境に貢献している。
今回見せてもらったのは、バイオトイレ。ここで用をたすと、ウンチがバイオの力で消滅するのだそうだ。このトイレ1台30万。しかし、ニオイが出て家の中に置けないという致命的な欠陥をもつ。EMで解消できるか持ち込まれたという。EMを染み込ませたチップを使うとニオイが劇的に消えるという。しかも、値段がなぜか20万円で出来るというのだ。利用者にとってはいいことばかりではないか。しかし、性能がよくなれば当然価格が高くなるというのが、企業の論理。果たして、この企業にEMが採用されるかどうかわからない。
新聞に出た汚泥汚職問題。汚泥もお金を産む商品なのだということをしみじみ感じた。お金をかけずにEMで川の汚泥を消そうなんて、そんな話、儲けが一番の世間に通るわけないよね。そうそう、小田原市生ごみ処理容器の補助の申請をしたら、そんな安いものにいちいち補助をつけられないと拒否されたそうだ。5万円以上する電動式生ごみ処理機には補助があるのはそういうわけか。
EMに限らず、安くて高品質な技術がまだまだたくさん眠っているような気がする。

EM研究所
http://www.emlabo.co.jp/