[暮らし]パソコン先生怒る

newmoonakiko2006-05-01

私のパソコン人生は、たかだか6〜7年のものだ。だからというか、メカオンチというか、パソコンの進化に追いついていけない。追いつくと言うより、はじめから分からない。わからない人とよく付き合っていると我ながら感心することがある。なんにも理解していない人とつきあっているパソコンも疲れることだろうね。
そこのところを埋め合わせてくれているのが、わがパソコン先生Aさん。彼は、私の先輩のパートナーで、かれこれ30年以上のお付き合いになる。だいたいパソコン熟練者は、1をいうと10までわかり、いつかなんか、ある若者に「HP(ホームページ)作りたいな」とささやいたら、見てる間に「はい、どうぞ」と言われて驚いた。そのHPは、なにも更新されないまま、私のデスクトップにある。哀れ。
その点、50代に手が届いたAさんは、おばさんがいかにメカに弱いかお見通しだ。私のテンポにあわせ、丁寧かつ正確に教えてくれる。だいたい、ハードデスクさえ、Aさんが超格安価格で組み立ててくれたものだ。有難し。
その私が、めきめき?パソコン生活の腕をあげ、仕事先からノートパソコンを支給されたと聞き、一番喜んでくれたのは、もちろんA先生だった。ところが、このノートパソコンのスイッチが入らなくなり、私は、家では息子のノートパソコンを借りるという状況になってしまった。その状態を憂慮した先生が我が家におでかけ頂いたのは、2日前のことか。
私のパソコンを一目見て、先生は絶叫した。
「な、なんなのよ。これ。あなた、パソコンを虐待したでしょ。か・わ・い・そ・う・に」
幼児虐待は聞くが、パソコン虐待はあるんだろうか。
「メカなんだからね、もつともっと優しく扱ってあげなくてはだめよ」
と、先生、オネエ言葉で言ってるように私には聞こえた。うそだけど。
心と身体の傷を治すべく、わがパソコンは、Aさんの腕に抱かれて、虐待防止支援センター(修理センターだね)に運ばれていった。私、人間として自信をなくしている。

ビールをパソコンの上に置くな!だよね。