[本]団塊ひとりぼっち

newmoonakiko2006-05-23

毎日新聞2面ぶっちぎりの大広告は、宝島社。画面一杯の競走馬に「団塊は資源だ」のコピー。恐れ入ります。反響はどなんなものだったのかしら。こう言われて、喜ぶ団塊は、はっきり言っていません、と思うけど。今まで、あなたが思っていても、できなかったことを地域でやって下さいよ。若い頃考えたでしょ、国家、世界、平和ってこと。その理想とあなたの経験、能力をいかす、それが60歳からの人生です、なんてこと、上から言われたくないよ。勝手にやるから、黙っててよ。マスコミも、自分たちのオリジナリティだと考えてるようだけど、実はね、違うのよ。これを作ったのは電通ですか?民主党菅直人が、団塊党を作るっていう噂があるけど本当なの?
山口文憲著「団塊ひとりぼっち」で、団塊とは広義には1946年から1950年生まれとある。私も、団塊の末っ子だと再確認。この本、著者みずから団塊漫談というように大笑いして読んだ。ことに団塊の女の考証ー「父」と「男」をめぐっての話はなるほどと思った。お友達結婚ができず、父のような年代の夫を選んだ私の語りたくない過去?それもあの時代の心理作用かな、と思わされた。