土はいのちのみなもと 生ゴミはよみがえる

newmoonakiko2006-06-10

今日は、月1回の読み聞かせの会なのに肝心の子どもたちが来ない。後で聞いたら、ミニバスとソフトボールの説明会だった。子どもみんながスポーツをしたいわけではないだろうが・・。結局、教室のお掃除をすることに。本もたくさんあるのだが、最近は埃をかぶってきた。永遠のベストセラーはそれとして、やはり旬の本というものもあるのだろう。少し、入れ替えなくては。公文の国語教材は、読書好きに育てるーそのための読解力をつけることを目的に作られている。教材は子どもたちに読んで欲しい本から出題されている。改訂したプリントを採点していたら、どこかで読んだ文章が現れた。このブログにも何回か紹介した菅野芳秀さんの「土はいのちのみなもと 生ゴミはよみがえる」(講談社)。私たちは土を食べて生きている。だから、土を汚してはいけないんだよ。というメッセージがわかりやすい言葉で書かれている。生ゴミを土に返して、土を豊かにしようと試みている大人たちの間でも、評判になった本だ。環境の悪化がこれほど叫ばれていても、環境問題を「いのちの問題」として訴えてくる児童書というものは少なかった。プリントは、ほんのわずかな部分しか取り上げていないが、読んだ子どもたちは、「よくわかった」と妙に納得していた。この本を選んだ公文もえらいぞ。もちろん、書いた人もえらいけど。