箱根湯本の美女

箱根湯本温泉通りの村上漬物店・女主人村上さん。息子が同級生だから、子育ての戦友だ。しかも、同い年。なのに年々若返っているのはどうしたものか。昨日、少し時間ができたのでバスで湯本まで行ったら、あっちゃった。東京生まれの私にとっては、今でも箱根はあこがれの温泉地。買い物かごをさげてでかけられる今でも、少しは旅感覚なのだ。だから、あまり知り合いには会いたくないよな、といつも裏通りをいくのだが。昨日も、早川沿いをお忍び風情で、（ひとりなんだけどね）歩いていると、「なんでこんなところ歩いてるの？」という声が。湯本駅前で塾を開いている知人だった。散歩とかわすと、「ゆっくりしてって下さい」と言われた。さすが、観光地の住人だ。
雨あがりの箱根は、しっとりしていて心やすまった。忙中閑ありの１時間。私にとっては贅沢な時間だった。