小田原城下町サミット・二の丸広場

newmoonakiko2006-07-30

28日に弘前市など全国の城下町10都市の首長参加の城下町サミットが開催された。昨日今日、二の丸広場で開かれている明かりの祭典「ちょうちん祭り」に10都市も参加。市民交流を行うというので行ってみた。いつもながら、舞台で市民が踊ってる。がんばってるなぁ。焼きそば、焼き鳥、カキ氷、暑いから、ビールも売れているが、私は卒業の屋台群だ。その奥にひっそりと城下の門があり、各都市の名産物が売っているという構図。いやぁ、下々は入りづらいよ。で、私は、金沢の銘菓3種類を売っていた男性に声をかけた。「金沢からいらしたの?」「いーえ、ボランティア」「じゃ、小田原の方なの?」「そう」「じゃ、さ、むこうとこっちじゃ遠すぎない?」「そんなこと知りません。市の人に言って」なんだ、各都市の名産品は小田原市の職員が売ってんの。しかし、このやり取りを黙って聞いていた市の職員に私は少し怒りを感じましたね。しらんぷりできるその度胸に。市民ボランティアが困ってるんだよ。それに別に文句をいうつもりは毛頭ないんだし。来年度開催の世界城下町サミットには、市民の中から反対の声もあるから職員も腰が引けているのかな。
たしかに参加都市、職員を小田原に派遣して観光に一役買おうというほどの、イベントでもないかもしれない。どこの都市も予算がないんだから。なら、小田原市はもう少し工夫をして小田原市民に城下町サミットをアッピールしてもいいんじゃない?食べ物はいいアイテムなのにさ。
その中でわざわざ市の職員が城下の名産を背負って?きたのが、山形県米沢市。お金持ちの市なのかぁ。もちろん、ラ・フランスのジュースとうす皮なすを買い求めた。小田原に行ったけど、全然売れなかったとは言われたくない。けなげな市民!
しかし、私は本日再確認した。小田原市はまぎれもなく城下町。ことなかれ主義のおうえが大事。