ロッキード問題発覚から30年

newmoonakiko2006-08-08

この本が夫の遺言ではあるが、私には問題が大きすぎて謎解きはできない。今年が、この20世紀最大の汚職事件から30年だそうで、マスコミもこぞって、この事件を再考していた。読売新聞は、連載を組んでいたのだが、私の読むところ、政治家の犯罪としてしか書けない何かが、いまだにある。
長野県知事選で田中康夫が破れたのを見るにつけ、自民党の強さには恐れ入る。たぶん、長野県財界は、田中の暴走(私にはそうとは思えないのだが)に危機感を募らせたのだろう。選挙で落とすしかないと。しかし、こうした何らかの意志が、組織的な投票行為に結びつくというシステムは凄い。問題は、こうした何らかの意志なのだが。
それにつけても、田中氏は50歳で膀胱腫瘍、前立腺手術か。美食とストレス。3期勤めたら、大変なことになっていたかもしれない。落選でいのち拾いしたのかもね。