清里で10人の中年に聞きました!

newmoonakiko2006-08-07

今年の合宿参加は先生とピアニストを除いて10人。うち4組が夫婦。その中の3組がサークル内の結婚で、1組だけがお見合い結婚だった。残り、ひとりの女性は夫とは別行動。お互いの趣味に干渉しないご夫婦らしい。夫を亡くしているのは私ひとり。10人中ひとり。なかなか妥当な数字だ。
久しぶりに会う男性陣は、みんな自分が関わる組織に不祥事が起きた場合、謝罪しなくてはならない立場にいるそうで、ひとりはすでにTV出演して、ひたすら頭を下げたそうだ。若い時は、けっして自分から謝るタイプではない人だったので、我々は大笑いした。
さて、なんらかの健康法を行っているのは、全員。ただし、タバコをやめられないのが、ふたり。厳密なダイエット中がふたり。お酒がまったく飲めない人がふたり。アル中気味が若干ひとり。食について関心がある人は100%。畑仕事をしている人ひとり。自然食を求めている人ふたり。歩いている人ふたり。身体だけでなく、魂のレベルで健康を考えている人ふたりかな。
歳をとるごとに美しくなる先輩。彼女は夜中に木製ハンマーで足の裏をたたいていた。この足の裏ハンマーの発案者は、ある陸上選手の父。娘の足の疲れをとってやろうと考えた末の道具だそうだ。愛は発明の母、父?官足法の細い棒よりも、この方が使いやすく、毎日続くそうだ。先輩が足に興味を持ったのは、息もできないほど忙しい仕事を抱えていた時、ままよと足裏マッサージ器に足を乗せて仕事を続けたら、蚊文症の目がぱっちりした体験をしたから。なるほど。私たちは、足を揉みながら、足の裏をたたきながら、ひとしきり足の健康について語りあった。マイナーな話は、密度が濃いい。