御幸が浜花火大会と嫁姑問題

newmoonakiko2006-08-12

激しい雷雨も去って、ドカーンドカーン花火の音がこだましている。1歩外にでれば、夜空を彩る打ち上げ花火が見られるのだが、今年はお盆休みで帰ってきた長男と音だけ楽しみながら晩酌をしている。彼の妻は、明日我が家に来る。
彼の妻、そう、嫁ね。

私の母は、新婚時代をこの小田原で暮らし、老いてまた娘の住む小田原で、何回かの夏を過ごした。そして、花火大会のたびに一緒に暮らした姑が「花火を見にいきなさい」と言ってくれなくて、悲しかったと言うのである。昭和初期、母はまだ20歳になるかならないかの話。なんと幼く純情な。母たちの家は、小田原城の近くにあり、花火大会が行われる御幸が浜まで歩いて5分であろうか。当時は、うっそうとした緑に覆われていて、近くても花火は見えなかったのかもしれない。母も、洗い物でもしながら、音だけを聞いていたのだろう。


今、姑の許可を得て、花火を見にいくお嫁さんもいないだろう。いや、家を出た兄弟夫婦がお盆休みで帰り、彼らの食事の支度に追われ、あっと気がついたら、みんなで花火を見に行ってしまい、一人残されたという嫁の話は、つい最近まで聞いた。こんな時だ、どんなにしたって嫁は家族になれないと思う時は。と彼女たちは言っていた。私は、幸か不幸か嫁姑の問題を体験したことがない。だから、嫁姑がどんな感じかわからない。どんな問題が起こるのかもわからない。
罪作りな花火大会は営々と続くのだろうか。少なくても、我が家にはないな・・と思いたい。


最近、凝っているおつまみ。手巻き納豆。ねぎ、からし、しょうゆを混ぜた納豆を乾燥させ、海苔で巻いたもの。独特の食感がたまらなく、後をひく。販売者は、成城石井とある。お手ごろ価格の焼酎1本と同じ値段だから、まぁ、祭りの日のつまみだ。