背中が寒い終戦記念日

newmoonakiko2006-08-15

毎年夏の休暇には体調を崩す。一昨年は、マンゴーにかぶれ、昨年は風邪で高熱を出してフーフーいっていた。今年は、背中が鉄板を入れたように硬直して、身動きがとれなくなった。首がまわらない、手があがらない。お盆だし、霊界の誰かが背中に乗り移ってるのかしらん。側にいる人誰も彼にも「肩を揉んで」と哀願する始末。パワーのある人に「いや、冷たいね。氷のような背中」と指摘された。冷えですね。この暑いのに冷えですよ。
しょうがない、漢方整体緑樹庵のゆり先生の所へ行く。ゆりさんは教室の生徒だったのだが、いつのまにやら整体師になって4年前に開業した。今でも私を先生と呼んではくれるのだが、正真正銘の先生は彼女の方だ。1時間半、たっぷり体をほぐしてくれ、「右の腎臓、肝臓がはれている。甘いものはやめて」従うほかない。


まぁ、そういうわけで、頭もまわらない。ぼーっとして、戦没者慰霊祭の天皇河野洋平衆議院議長の追悼の言葉や、靖国神社を参拝した小泉首相のインタビューなどをラジオで聞く。読売新聞の昭和戦争総括を読む。最大の戦争責任者は東条英機、続いて・・と10数人の名があがっていた。天皇とマスコミの扱いは極めて小さい。2006年の解釈やね。と思っていたら、加藤紘一事務所の放火ニュース。加藤さんは、何回もテレビで小泉批判をしていたそう。それが理由なのかな?マスコミが加藤幽霊を利用しているようにも見えるのだけれど。まったく、どの政治家が本物の平和主義者なのか見分けがつかないわ。しかし、この放火事件はとてもいやな感じがする。


休み最後のお楽しみで、「ゲド戦記」を観る。前評判が悪すぎるので、あまのじゃくの私としては観なくてはならない。宮崎ワールドからしたら、観念的で暗すぎるのかも。でも、悪くはない。もう少し、整理されていればよかった。