[映画]「涙そうそう」に涙

newmoonakiko2006-10-07

このタイトル。人一倍涙もろい私としては、準備万端タオルを手にして見た。これで、泣かさないなら詐欺というものです。で、しっかり泣かされた。泣いたのは、私だけではないようで、すすり泣きが場内にもれて、安心して泣けた!勿論、切ない映画ですが、ものすごく分かりやすいという意味で、秀作ではないでしょうか。愛と永遠の別れ。幾重にも幾重にも折り重なった人間の哀切さ、その宿命を「なんくるないさ」(だいじょうぶだよ)と受け入れるしかないという沖縄の風土。突き抜けるような青い空と海。仕事ではなく、ゆっくり沖縄を旅してみたい。
ところで、私よりも少し前にご主人を亡くされた先輩は、夏川りみが歌うこの「涙そうそう」を何回ともなく聞いてたくさんの涙を流されたという。今日は、偶然にも最愛の父上や母上を亡くされた友人たちに会い、もらい泣きの一日だった。空を見ても、月を見ても、山を見ても、ただ涙あふれた日々を思い起こしている。

今日は満月。携帯で写すとこうなった。