[平和］北朝鮮の核実験

政治的問題については深くコミットしない。おいしいものとか、悲しみからの脱却法とか、そんな日常的なことをツラツラ書く。「私のおむすび日記」だもんね。核実験とおむすびは似合わない。
今朝から、ずーっとラジオを聞きながら、家のかたづけをしていた。朝、中国政府との会談を終えた安倍総理の会見があり、その後、第１報はテレビの方が早かったのか、息子が「北朝鮮が核実験だってよ」と２階から降りてきた。お昼過ぎからは、このニュースばかりだが、北朝鮮の核実験を確認したのは、北朝鮮（当たり前だが）中国､ロシアで、中国は実験の前に北朝鮮から通告を受けていたと言う。中国はすぐにアメリカに連絡。そこから､日本へ連絡があったという。日本は、夕方の時点でも確認中というから不思議だ。核実験の時間、わが総理大臣は中国から韓国へ移動のため、機上の人だったのである。報告を受けたのは、韓国に降りたってからという。なんだかね、台本どうりなの？と言いたくなる。
確かに北朝鮮は許しがたい国ではある。隣国北朝鮮の核実験はフランスのそれより､生々しい。あ、アメリカも核実験してるか。アジア放射能汚染ということになったら、どうするのよ、といってもいい。アメリカには北朝鮮のミサイルも放射能も届かないかもしれないが。ライスさんが、「この核実験で北東アジアの様相が一変する」と発言しているが、それはアメリカの国益になるのかしらん。なるのよね。戦争がしたいの？しかし、日本の市民は賢明にも、ＮＨＫの取材に応えて「核実験は遺憾。でも､話し合いで解決すべき」と言っていた。ホント、この地域を平和的に解決できたらいいと思う。作られた飢餓の国なら、その国の犠牲になった人々にたらふくご飯を食べさせてあげたい。しかし、安全な方法で核実験ができたというのは朗報ではないか。そんな方法があれば､世界中の核を廃棄できる。

身近に北朝鮮で農業を指導したりした人たちがいたが、この国の本当の姿を聞くことはできなかった。しかし、友人から送られてきた本で、私の疑問は多少なりとも解決はできた。それは、にわかに信じがたい話なのだが。友人と共に暮らしているという著者は、萩原遼。元赤旗記者で、この本を出した後､共産党から除名されている。