[健康]繭ころころ

newmoonakiko2006-10-11

手の先、足の先、心臓に一番遠いところが実は一番大切なんだ。要するに人間、体の末端まで血液が行き渡れば健康でいられる。臓器の疾患も血液のめぐりの悪さに問題がある。と、思ったのは、夫の病気の発端が冷えにあることを知ったからだ。極暑の夏、冷房のロマンスカーの中で、みるみるうちに手先が凍りつき、その日から体調が一変した。お見舞いに頂いた、足温器で足を温め、シルクの5本指靴下を履き、お風呂で半身浴をする日々が続いた。でも、こんなものでは間に合わなかった。
繭ころころは、繭の形が決め手になった肩こり解消グッズ。たぶん、繭を握っていたら、自然に疲れがほぐされて出来た商品なのだろう。手揉みにもうってつけだ。もう10年になるか、仕事先のイベントには必ず、この製品が並び、ちょっとしたブームになった。肩にあてて、コロコロすると実に見事に楽になる。自分でほぐすことも出来るが、人にやってもらうと尚よいものだ。官式足揉み法も人のために自分の手を使えという考え方だが、この繭ころころも人の肩にコロコロしてあげるようにというのが売り文句だ。
ふむ、まあ、いいか。秋の夜長、ひとり、コロコロ肩をほぐしている。