[食］鶏肉丼２種

自然のサイクルに反するととんでもないことになる。ここ１ヶ月、何でもできる、寝なくても大丈夫。いけいけ、どんどんの生活だった。もしかしたら、欝ならぬ躁状態だったのかもしれない。躁状態が高じると、走っている車に突進するというが、突進しても死なないぐらいの勢いなのだ。わかる。しかし、いつまでもこういう状態は不自然。身体が赤信号を出してくれた。それも、私の最も弱点の（いろいろな意味で！）顔にだ。皮膚が柔らかい目の周りが、ただれ始め、痛痒くなった。同時に顔がまんまるに腫上がる。かわいそうな私。まるで、オペラ座の怪女。気が滞り、毒が溜まり、魂が曇る。そこで、丸１日は断食。あっ、コーヒー牛乳は飲んだな。あの誘惑には勝てなかった。２日目夜は当たり前のように眠る。３日目、こだわりを捨てる。できないものはできないと言おう。
そうしただけで、腫れは見事におさまり、私の顔の中から私の顔が現れた。よかった。格段、一皮剥けて、美しくなったわけではないが。しかし、神様は絶妙だ。顔から毒を出すとは。これは、頭の浄化だという人がいたが、なるほどそうかもしれない。お医者様にもかからず、薬も飲まず、自然の摂理に合わせた結論がこうだった。
さて、笹鶏一羽。スープにし、ローストチキンもどきにし、残りのもも肉は雉とり丼、ささみはたたいて三色丼にして食べた。残りは、毛羽か。しばらく、冷凍庫でおやすみ下さい。