[暮らし]身体はなんでも知っている

newmoonakiko2006-11-03

2ケ月ぶりだろうか。漢方整体のYURIちゃんのところへ飛び込む。顔を見るなり、「こけたね」。50過ぎての「こけた」は「痩せた」とは違う。ほぼ「老けたね」と同義語と私は解釈する。心の内で「やっぱりね」と呟きながら、身を横たえる。この間、私の身体に現れたあれやコレや話す。「なるほど。言わなくても身体が教えてくれてるから大丈夫だよ」とYURI先生が休みなく手を当てながら言う。だいたい人間の身体には固有の癖があって、触ればどこが悪いかすぐに判断がつくというが、彼女曰く私の身体は、わけがわかんない身体だという。臓器レベルでいえば、肝臓と腎臓が弱ってる。甘いものとアルコールは絶対にだめ。アルコールは、心配ないが、甘いものは・・砂糖抜きの生活ね。生きがいを失うような感じがする。
ようするに骨盤がづれて、極端に身体のバランスが崩れている。原因は、本人が一番知っているわけだが、胸腺あたりを押さえて、「大胆に見えるけど、意外に神経を使っているんだよね」うん、うん。健気な私の身体。
ところで、友人が急に激しい腰痛に襲われて、整形外科を訪ねたら、開口一番、お医者さんに「奥さん、介護でもしてる?」と聞かれたそうだ。彼女は、義理の両親の介護をしている。しかし、まだ身体的な介護は必要なく、重いものをもったわけでもないので、腰痛になる直接的な原因は見当たらなかった。ストレスでも腰痛になる。「無理をしないで、気分転換しなさい」と励まされ、シップ薬と痛み止めを処方されたそうだ。彼女の頭と心から離れない「介護」を見抜いてくれたことで、ほぼ腰痛の痛みは半減したと言う。昨今の西洋医学の医者もたいしたものだ。

YURI先生の手。聴診器より正確?で、細いのに力がある。彼女、山道でタヌキを車で轢いたら、その翌日自分の車に後ろから追突された。タヌキの祟り?その後の話も爆笑もので、手技と共に話術もレベルアップ!