[食]イチゴと柿を買ってみる

newmoonakiko2006-11-27

夜の散歩の行き先は、小田原駅ビル。賞味期限本日まで、明日は捨てられてしまうかもしれない果実を買う。もったいない精神の表れなのだが、「貧乏してるのね」と人には思われているかも。まぁ、それもちょびっとあるから、いいけど。今日の果実は、イチゴ1パックと柿1個で500円。しかし、これ、おかしな組み合わせですね。春のイチゴと秋の柿。昔は、クリスマス前後からイチゴの出荷が始まっていたが、庶民の口には入らない。ただ、ショートケーキに乗るイチゴ。あれは、食べた。しかし、一時、クリスマスケーキの市場を独占した、(例えば、あのペコちゃんの)ショートケーキに乗っていたイチゴのために農家がどんなに苦労したことか。季節外れのハウス栽培イチゴだもの、石油も農薬も化学肥料もたっぷり使わなくては栽培できない。考えてみると、あのイチゴ、同じ大きさだったね。それから、飛躍的にハウス栽培技術が進歩し、品種改良も行われたのだろう。今では10月末から、スーパーにイチゴが並んでいる。高級果実店では1年中なのかもしれない。「イチゴは寒い冬を越さないと美味しくならない」とイチゴ農家が言っていたっけ。当然ながら、イチゴさんには悪いが、1個100円の柿さんの方が断然おいしい。理由は、単に秋だから。シーズンに先立つものは高く売れるというのは、昔の話ではなかろうか。無理に無理して育てても、小田原の果実やさんで1パック400円になっているよ。